2010年01月22日

はいむるぶし

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せっかくぱいぬにいるのだから、ぱいぬの真髄を探そうと
出かけた今回の旅。
その中に はいむるぶしを見るという目的もありました。

ぱいぬは星がキレイです。
とてもキレイな中でも石垣島より南はどんどん偏西風の影響を受けにくくなって、星の瞬きが少なく とても星空が近く見えます。
波照間まで行けば 本当に美しい南十字星をみることができるのだとか…
それでも 今回宿泊している場所でも観測はできるということで
とても楽しみで出かけました。

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観測時間が時期的に夜中っであるということもあり、
ホテルのバーでちょっと一杯。
本当に久しぶりの一杯です。
お酒の名前は「はいむるぶし」
泡盛ベースの美しい青いカクテルでした。

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ちょうど飾られたグラニュー糖が星を表しているということで
なんともコ憎い演出です。
泡盛と甘いものというのは相性がいいらしく、地元では黒糖と一緒に泡盛を飲むこともよくある話なんだそうです。

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すっとした飲み心地で それでいて口当たりがよく甘いカクテル
とても気に入りました。

その後部屋に戻り 夜中に外に出て星を見ました。
やっぱりこぼれおちそうな満点の星空。
時折雲がかかりつつ それでも、雲の流れが速かったため
キレイなはいむるぶしを見ることができました。

ホントはわんたろさんにもみせてあげたいな…
そう思いましたが、わんこにはとても見える距離ではないし
匂いがある訳でもないし…
この感動は一太郎に、興奮という表現でしか伝えられませんでした。

小浜島はサトウキビの収穫の真っ最中で
シュガーロードの半分は もう収穫が終わっていました。

ゆっくりとした時間の流れで
最初の頃は 自分が情報に取り残されそうで怖かったのも
今は少しだけ慣れてきました。
大好きな服は おしゃれすぎて、なかなか着る機会もなく
なるべくカジュアルに過ごすようになりました。

沖縄県といえども、もともとは琉球王朝に制圧されるまでは
独自の文化があった場所です。
なので、沖縄であって沖縄でない部分がたくさんあることに気づきました。

生まれてはじめてまともに見たはいむるぶし
とても同じ日本とは思えない気候と風土 それに風習。

これから先 この空気にとけ込むことができるのか
はたまた 不安が先立って、情報量の多い内地へ拠点を置くのか…
考えさせられることはたくさんあるけれど
それでも とりあえず今は
今しかできないことをがんばるしかないな…

おいしいお酒を飲んで 星空を眺めて
そんなことを思った はいむるぶし夜でした。。。
posted by Shara at 02:07| Comment(2) | TrackBack(0) | I think so… | 更新情報をチェックする

2010年01月19日

いまから

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また旅に出ます。
ぱいぬの真髄に迫ります
posted by Shara at 13:46| Comment(5) | TrackBack(0) | つれづれ… | 更新情報をチェックする

2010年01月02日

初夢

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今日は正月二日
二日と言えば「初〜」
今年は島にいるので 初売りの福袋を買うこともなく、
のんびりとした1日でした。

昼間 少し調べものがあって、ゆっくりと調べものをしていたら、
初夢という項目がでてきて、
正確には初夢というのは正月二日の夜に見る夢のこと
だと書いてありました。
元旦にお宮参りに行くのを初詣というし
てっきり元旦の夜に見る夢のことだとばかり思っていました。

永き(長き)世の 遠の眠りの みな目ざめ 波乗り船の 音の良きかな

上から読んでも下から読んでも同じこの歌
面白いなぁと思って 記事を読み進めていたら
こんなことが書いてありました。

この歌がなぜ、使われるのか由来は定かではありませんが、「なみのりふね(波乗り船)」と「みのり(実り)」、「とおの(遠の)」と「とおの(十の)」、 「長き夜(夢見が続く)」や「長き世(長寿)」、または「長き世(時代の波)」、「船(宝船)」と「不音(静かな)」など、音や意味合いなどの言葉遊びが 随所に用いられていて、おめでたい感じと、言葉の遊び(洒落)が、お正月に良い運を引き寄せるのに相応しいという事なのかもしれません。
この歌が書かれた七福神の宝船の絵を枕の下に置き、歌を3度読んで寝ると吉夢を見られると言われているのです。


で 七福神の絵を描いてみようかと思ったのですが…
これがまたうまくいかず…

そうこうしていたら
いつのまにか私の横の一太郎さんは眠ってしまいました。

今年こそいい一年にしたいな…
いい夢がみられるといいな…
そんなことを思っています。
posted by Shara at 23:18| Comment(3) | TrackBack(0) | りょこう | 更新情報をチェックする

2010年01月01日

あけましておめでとうございます

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新しい年になりました。
今年はどこにも出かけていない
静かな新年です。

去年もたくさんのコメント
ご覧悦 ありがとうございました。
まだ コメントにお返事ができる状態ではないけれど
きちんと読ませて頂いて 毎回励まされています。

昨年同様
今年も 一太郎共々
よろしくお願いいたします。


遥か彼方のぱいぬ島より
     Shara & 一太郎
posted by Shara at 00:32| Comment(5) | TrackBack(0) | りょこう | 更新情報をチェックする

2009年12月31日

今年もありがとうございました。

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今年はいろんなことがありました。
このブログをはじめて いちばん更新が少ない年でした。

たくさんの人に心配をかけてしまいました。

今 南の果ての島で
静かにマシンに向かっています。
遠くから太鼓の音が聞こえてきます。
島の祀り事なのかもしれません。

来年は今年よりも もっともっといい年になればいいな…
そして 私の周りの人達も
みんなみんな穏やかに新年を迎えられますように。
今年も本当にありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
posted by Shara at 22:38| Comment(3) | TrackBack(0) | I think so… | 更新情報をチェックする

2009年12月27日

群か星(むりかぶし)

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ぱいぬの島々は 星がとてもキレイです。
その上一年中天の川を見ることができます。
日本で南十字星を観測できるということでも有名です。

ここのブログがなかなか更新できないようになって
コメントを頂いてもお返事ができない状態になって
それでも 忘れずにここを訪れてくださる方がいて
コメントを残してくださって…
本当にありがたいと思っています。

今年1年間のうち どれだけぱいぬの島々で過ごしたかな…
ふと考えてみたら、半年くらいはぱいぬの島々のどこかにいた気がします。
生きていくためのリハビリの日々は 今もなお続いています。
なぜこの南の果ての島々だったのか…
それは自分で決めた訳ではなく、ただ人生のレールの上に用意されていたかのようでした。
それまで 私の人生の中には、この土地へのご縁は全くなかったからです。

最初はホテル 次はコンドミニアム
そうこうしているうちに
古い一戸建てがぱいぬでの拠点になりました。
一戸建てでの日々は、島への結びつきを強く意識させられることが
けっこうあります。
一太郎との散歩でもそれを感じることがあります。
禁足地や決して村人以外に話してはいけない祀り事が残っているからでしょう。
若い人は内地からの人間を「ないちゃー」と呼び
古い人は「大和人さぁー」と言います。
でも 基本的には、礼を尽くして風習に従えばあたたかい場所です。

クリスマスの夜 ケーキにロウソクをともして
ふと クリスマスのロウソクは星を意味するということを思い出しました。
そして 「むりかぶし」という言葉を聞いたのを思い出しました。

むりかぶしというのは星の群れという意味で
だいたいスバルのことをそう呼ぶのだそうです。
ぱいぬの民話に「むりかぶしゆんた」という話があると聞き
調べてみました。
すると こんな文献がありました。

昔、八重山の島々は
琉球王朝からの重い年貢の取立てに苦しんでいました。
それをみていた天の王様が
南の七つ星に島を治めるように命令しましたが、
南の七つ星は「できません」と返事をし、
怒った王様は南の七つ星を南の空においやり舞い踊りをさせました。
次に北の七つ星に島を治めるように命令しましたが、
北の七つ星は「できません」と返事をし、
怒った王様は北の七つ星を北の空においやり組み踊りをさせました。
やがてちいさなむりかぶしが王様の前にすすみでて
「わたしにやらせて下さい」と言いました。
「お前のような小さな星が島を治められるのか」と王様がたずねると、
むりかぶしは「はい、できます」と大きな声で返事をしました。
王様はたいそう喜んで、
「お前はいつも島全体が見えるように天の真ん中を通りなさい」と命じました。
それ以来、むりかぶしは東から昇り天の真ん中を通って西に沈むようになりました。
そして島の人々に季節と農作業の時期を知らせました。


草木の成長や星の動きは
ぱいぬの島々の人の大事な農作業の暦になっていたのだそうです。

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小さなあかりでも こっそりケーキを舐める一太郎が
写真で残っています。

ちいさなあかりだけでは心もとなくても
群れになれば それは大きな道しるべになるんだよ
決して人はひとりぼっちではないんだよ
よくも悪くもシガラミがあるかもしれないけれど
決してひとりぼっちじゃないんだよ

こっそり窓を開けて見上げた空は
雲がかかっているものの その隙間から星空が輝いていました。
ぱいぬ島でしか見ることができない
こぼれ落ちそうな近い星空。
星座の位置がちょっと違って戸惑うこともまだあるけど
一太郎と一緒に
これからもがんばって生きることに前向きに
そして 早く元気に

今夜は空を見上げて そんなことを思いました。
posted by Shara at 00:56| Comment(5) | TrackBack(0) | りょこう | 更新情報をチェックする

2009年12月25日

クリスマスには…

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早いもので もうクリスマスイブ。
私が九州を離れて20日以上過ぎたことになります。

少しでも病気がよくなるように
そう言って両親が送り出してくれたのは
もう20日以上前の話なんだな…と
昼間ベッドの上で考えていました。

昨日の夜中 ちょっとしたことで
身体の調子が悪くなってしまった私。
なんでこうなっちゃったんだろうなぁ…って
ずっと考えていました。
ホントは 今日はでかけてのんびりして
一太郎もランにでも連れて行ってあげて…
そんなことを考えていたけど 全部ダメになってしまいました。

ひとりじゃないけど ひとりぼっちの気分

なんか全部自分が悪いみたいに責められてる気分になりました。
もちろん 生きていれば いろんなことがあって
自分に非があることも多いけど…
みんな君がが悪い
もうちょっと思いやりを持っていろんなことを
手伝ってくれないかなぁ…
そんなようなことを言われた今年のクリスマスイブ

欲しいものをがまんして
一太郎にも不自由な思いをさせて
治療を受けるのもがまんして
精一杯かきあつめたお金や気持ちは
やっぱりひとりよがりで

一太郎は涙をにじませながら眠っていて
私はひとりでこうやってマシンに向かって
せっかく探してとりよせて用意したチーズケーキは
誰に食べられる訳でもなく冷蔵庫に入ったまま…

身体が不自由って辛いな…
痛いって辛いな…
慣れない環境でがんばっていた糸がぷちっと切れたような
そんな気分になりました。

クリスマスには あったかい気持ちがいい
誰もが幸せな気分で過ごしていたほうがいい
眠っている一太郎の涙をぬぐいながら
そんなことを思いました。
posted by Shara at 00:03| Comment(3) | TrackBack(0) | I think so… | 更新情報をチェックする
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