2010年04月14日

約束の場所

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少しずつ 少しずつ
たくさんの方々の励ましのおかげで
なんとなくではあるけれど 日々を過ごしています。
本当に 実際にはお顔を合わせていない方々にも支えられ
毎日を過ごしています。

私も彼も溜まっていた疲れが今頃一気に出たのか
今日は二人で調子が悪い1日でした。
今まで気丈な姿だった彼
一太郎と出会ってちょうど1年過ぎたばかりだったのですが
それでもやはり 辛いことには変わりないようです。

一太郎を迎えるとき
人間の都合で命を買うヒトとはつきあえない
そう言われたりして悩んだ日々もありました。
そして今
命を自分の都合でもてあそんだと言われることもあり…
そうなのかなぁ…
確かに 毎日の生活を助けてくれていたのは事実で
一太郎がいなければ 普通の生活は難しかったのも事実。
普通のペットは ただ好きに過ごして
ひたすら飼い主に癒しを与えればいいだけなのに
一太郎には それ以上の仕事がありました。
それがいけなかったのだと言われたとき
私は そのメールになんと返事をしていいのかわかりませんでした。
反論できませんでした。
そして 今も やはり
その言葉がガラスの破片が刺さったみたいに
とても痛いのです。


昨日 夢をみました。
ぱいぬ島で見たような 青空にかかる大きな虹
その袂には小高い丘があって
一太郎が笑っています。
一太郎の他にも たくさんのわんこやにゃんこたち…
昔 虹の袂を追いかけて
自転車でどこまでも追いかけていたなぁ…と
そんなことを思っていたら
一太郎が私のところに走ってきて
小首をかしげながら えへっと笑っていました。
そして 私の足許で くねっくねっと転がって。

一緒に虹の橋を渡りました。
そんな夢をみました。

きっとあそこが約束の場所なんだろう…
あったかで 空も海もキレイで
足元の緑はやわらかくて
心地悪いものなどなにひとつない場所。
安心して草も食べれて、転がって遊んでも痛くなくて
ヒトも犬も猫も みんなしあわせそうで…

私の“その日”がくるまで
そこで一太郎は待っているような気がします。
その日がくるまで
約束の日がくるまで
約束の場所で待っていてくれるような
そんな気がします。
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2010年04月07日

あったかいね…

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つないだ手と手
あったかいね…

たくさんの愛
ホントにあったかいね…

私も一太郎も
ホントにしあわせだね…

お昼だっこして歩いたときは
とてもあったかな日差しで
夕方は 北風がすごくて…
名残の桜の花吹雪の中で


しばらく一緒にたたずんで…


いろんなヒトと出会って
いろんなヒトとの輪になって
それが大きな輪になって…


ホントに私たちはしあわせだね。。。


posted by Shara at 23:55| Comment(5) | TrackBack(0) | Best Partner | 更新情報をチェックする

2010年04月03日

春が来た

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いつの間にか 春が来ました。
時間というものはみんなに平等で、
走っているヒトにも佇んでいるヒトにも
同じだけ経過していきます。
そして 決して後戻りをしてくれない…

最近の私は、新たな副作用や心理的な後遺症に悩まされつつも
それでもなんとか日々を過ごしています。
自分の身体なのに 自分のココロなのに
自分ではどうにもならないというのが とても歯がゆくて…
「世の中にはもっと症状が重いヒトがいるのだから…」
などとDr.に言われたりすることもありますが、
下ばかり見て安心するというのは元来から性に合わず
根っからの負けん気の強さが災いして 空回りばかりしています。

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一太郎さんは だいぶんヒトにも慣れてきました。
吠える事も少しずつですが減ってきました。
一太郎さんは確実に回復にむかっています。
それでも 時々警察車両に吠えたり病院で吠えたり…
やはり深い部分での解決はまだできていないのか
一太郎なりに苦しい部分があるのか…

病気になって以来 毎日を丁寧に生きる事を心がけてきたはずなのに、丁寧に生きてきた日々のできごとを忘れることが増えてきました。
忘れるという事は 時には大切な事ですが、
相手に悲しい思いをさせてしまうこともあります。
何度も何度も周囲をいらつかせたり、悲しい思いをさせたり…
忘れてはいけない事は忘れやすく、忌まわしい事はなかなか忘れられないというのは皮肉なものです。

それでも
それでも今年も桜は咲き 春がやってきました。
美しく咲き 潔く散る
その儚さを古来から愛されてきた桜。
私の中の辞書には
潔さという言葉はもはや消え去ってしまったのか…
風に舞い散る無数の花びらに包まれながら
ふと 昔の
向こう見ずな私の姿を思い出してしまいました。
posted by Shara at 22:14| Comment(2) | TrackBack(0) | つれづれ… | 更新情報をチェックする

2010年02月15日

旅立ち

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行ってきます!

わんたろさんも頑張ってね!
posted by Shara at 13:58| Comment(3) | TrackBack(0) | つれづれ… | 更新情報をチェックする

2010年02月14日

ニライカナイ

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今日は旧正月。
島ではお正月のお祝いがあったようです。
島での最後の夜。
ぼんやりといろんなことを考えています。

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島の時間の流れはゆっくりで、ゆっくり過ぎてちょっと怖いような
そんな気もしました。
でも なんだかんだで2ヶ月ちょっと
早かったなぁと思います。

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ニライカナイ
島で知った言葉です。
昔からの民間信仰らしいのですが、
東の海の果てにある国だそうです。
年の初めに豊穣の神様がニライカナイから島にきて
年末に神様がニライカナイに戻られるとか。
豊かさをもたらしてくれる幻の国なんだなぁと思いました。

確かに浜辺を歩いていると、いろんなものが打ち上げられています。
どこかの国のペットボトルだったりすることもあるけれど
キレイなサンゴだったり、貝殻だったり、ガラスだったりすることもあります。
何かの種だったりすることも。
昔からこの島に
この海がいろんな文化やモノを運んできてくれるんだな…
って思いました。

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内地からしてみたら ぱいぬはニライカナイかもしれません。
とてもあったかで、自然豊かで 人は優しく…
そのぱいぬでニライカナイに想いを巡らす人々は
内地より心ゆたかなのかもしれません。

明日また旅に出掛けます。
ぱいぬを離れて 遠くからぱいぬを見ると
また違った何かが見えるようになるかもしれません。

荷造りもまだ終わっていないのに
ぼんやりそんなことを考えてしまいました。
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2010年01月31日

ツンダミ

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今日は久しぶりに青空を見ることができて
気温は30度近くまで上がったけど 風は涼しくて
気持ちいい1日でした。
でも 夜になって、今ではすごい雨です。

少しでも病気を治して これからでも生きていくための糧を探しに旅に来ていて、いろんな気づきがあったりしています。
だけど 本当のところ、もやもやすることもあったりします。

新しい所にいるということは、戻ったときに自分の居場所がなくなっている可能性は大きいということ。
特に仕事に関してはそれは大きいと思います。
特に私の今までやってきた仕事は、特殊技能職で、時として自分は歯車の一つに過ぎないと痛感させられる時もしばしばです。
今年は多分舞台の仕事は さらに激減すると思います。
これだけ九州を離れていれば当然の話だと覚悟はしていましたが。

今までそれしか仕事をしてきたことがなかったから
今までの仕事に誇りを持っていたから
テレビを見るたびに 知っている名前を聞くたびに
自分は脱落してしまったんだとやはりどこかで思ってしまいます。

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だけど 本当はそうじゃなくって
新しいことに足を踏み入れる大きなチャンスなんだ
ということも充分に承知しています。
それに 身体的にこれ以上業界の仕事を続けられるのも困難だということも 自分の頭ではわかっています。

昔の話
すべては過去の功績であって
今は何の役にも立たない。

ぱいぬには 名前のない花や植物がまだけっこうあるそうです。
図鑑に載っていない 昔からあるけどなんだかわからない草花。
一太郎との散歩のときに目にするかわいいピンクの花
調べてみたけど「葉牡丹の一種」とまでしかわかりませんでした。
名もない花。
今の私もそんな感じです。

心の中の調律がうまくできてないのがよくわかります。
内地にいたら間違いなくDr.に相談しています。
ここ2ヶ月、Dr.とは電話診察を月に一度のペースだけ。
それを知ってか知らずか、「大丈夫?」というメッセージやメールをよくもらうようになっています。

三線や島楽器の調律をして音を合わせあうことを「ツンダミ」というのだそうです。
ツンダミがなってない…
心の中のツンダミが全くなってないさぁ〜
って言われそうなくらい。

こんなにいい環境にいて いろんなヒトに守られて
ゆっくりゆっくりでいいからって言われて
それでもなかなか快方にまっすぐ向かわないのは何故だろう…
名もない花を見ながら
名もなき花には存在の理由があるのか
たとえ名前がなくともそこに存在する限り意義があるのか
到底答えが出そうにないことを 夕暮れ前に一太郎と道端にたたずんで考え込んでしまいました。
posted by Shara at 23:54| Comment(2) | TrackBack(0) | I think so… | 更新情報をチェックする

2010年01月30日

ざわわがぽわわ

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ぱいぬに滞在してもうすぐ2ヶ月になります。
島ではさとうきびの収穫が始まりました。
初めて見る光景です。
今までは広いさとうきび畑を見ては
風にそよいでざわわという音を聞いていました。

今回島を見て思ったのは
さとうきび畑に大きなねこじゃらしのように
キビの花が咲いていて すごく猫が喜びそうだということでした。
そして 畑によってぽわぽわがある畑とそうでない畑があるということで、
さとうきびは1年で収穫するものではないんだなと思いました。

各島に製糖工場があって
年に一度だけ1月から3月まで稼働しているのだそうです。
その間にきびを収穫して製糖工場に納品するのだとか。

島のあちらこちらできびの収穫を目にすることができます。
小浜島でもシュガーロードの半分は収穫が済んでいました。
広い畑は大きな機械が入るらしいのですが、機械は順番があるそうで
農家は機械の順番がまわってくるまでは手作業なのだそうです。
キビの花のぽわぽわを切り落として 周りの余分な葉っぱを鎌で削いで
根元から切る…
それを手作業で延々と行われています。
とても大変な作業です。

私は 製糖工場が年間に3ヶ月しか稼働しないことも
きびの収穫がそんなに限定された期間しかないことも知りませんでした。
もっと簡単なものだと思っていました。
そしてきびをしぼって汁を出して煮詰めて作るものだと思っていました。

学校で習ったことはそれくらいだったから。
さとうきびをしぼって煮詰めて作る
それしか知識がなかったから。

ぱいぬに足を運ぶようになって
知らないことがたくさんあることに気づきました。
日本なのに遠すぎて日本じゃない所。
琉球王朝が制圧するまでは独自の文化を持っていて
台湾や中国との流通などで交流がさかんだったこと。
本土に比べて土器や石器を使う風習より、木や葉っぱを使う
インドネシアやポリネシア文化に近い生活を祖先がしていたこと。
琉球王朝や薩摩の勢力が入るまで お寺や神社がなかったこと。
古い集落には御嶽(うたき)とよばれる聖地があり
先祖や功績者が後に崇拝の対象になること。
御嶽に関して言えば こないだまで神社だとばかり思っていました。

ざわわがぽわわになることも知らなかった私。

自分はちっちゃい。
一生で経験できることはホントに限られている。
だったら限られた時間で何を知ろうとすべきか…
沖のリーフに当たる波の音を聞きながら
最近はそんなことを思うのです。
posted by Shara at 00:42| Comment(2) | TrackBack(0) | りょこう | 更新情報をチェックする
I think so...
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