2009年06月28日

ぱいかじが吹いたら…

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島でいちばん大きな花屋さんのイケメンなお兄さんが
お花を作ってくれました。
南国風だそうです。確かに南国風です。
島では けっこう離島ウエディングなどで、
ブーケなどの需要があったりするのだそうです。

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一太郎は時々ベランダでくんくんしては座り込んで寝てみたり…
そして ふと風が鼻をくすぐると 顔を上げてうろうろしてみたりします。

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そして 風が止むとまた眠りについてみたり
ベランダの隙間から外をじっと見つめてみたり うろうろしたり…
一太郎もこの環境に慣れたようで、すっかり落ち着いてしまっています。
暑くて夏バテしないかなと心配もしていましたが、
けっこうこの島の気候は 日陰に入ると涼しくて、九州より過ごしやすい気がします。

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時折ヤモリさんが訪ねてくるのを ちょっと距離を置いて覗いてみていたり
かと思うと、捕まえる勢いで突っ込んで行ってみたり…
でも 捕まる訳もなく、ベランダから出て行ったヤモリをベランダの隙間から見送ってみたりして毎日を過ごしている一太郎。
一太郎も ずいぶん落ち着いてきたかなと思いました。

以前は知らない犬は警戒していましたが、
最近は散歩ですれ違っても問題なくなってきました。

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テーブルの花に気づいて、一太郎もイスに座って
くんくんと匂いをかいだりしていました。
南国風…
確かに ちょっとした庭先や 山の方へ行くと見かける花ばかりです。
だけどこの島を出ると 多分この花たちは、花屋でしか見ることはできません。
なんだか不思議な感覚です。
園芸店でけっこういい値段で売られている観葉植物が
この島では普通に道ばたに茂っています。
そして 風に吹かれながら、でも 折れて枯れたりすることなく
しなやかにのんびり生きているように見えます。

こうやって お花屋さんの手できれいにアレンジされると
やっぱり 道端で咲いているときとはまた違った表情が伺えます。

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「ぱいかじが吹いたら もう島にも夏が来た証拠さぁ〜」
そういえば 島の人が先日言っていました。
ぱいかじとは島の言葉で南風という意味なんだそうです。
ここに来たときは北西の風が多かったのが、
言われてみれば 最近は南東の風が多いです。
そして 時折潮風を運んできたり、湿地の匂いを運んできたり…

季節は確実に動いているんだなぁ…
きれいな花を見つめながら そんなことを考えていました。
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2009年06月19日

ざわわ…

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本当にあったかいコメントやメールをありがとうございます。
お返事はなかなかできないけど 何回も見返してみて1日が終わりました。

今日もいつものように ベランダで空を眺めていました。
天気予報は雨だったけれど 青空でした。
「島の天気は当てにならないしなぁ…」
島の人は テレビの予報よりも 天気図を見た方がわかりやすいという人もいるそうです。
「まぁ 洗濯物の見張りも立派な仕事さぁ〜」
そう言われると 空を見ているのも無駄ではない気がします。

途中で郵便局に連れて行ってもらい、そのあと島の塩が欲しくて塩屋さんに行きました。
「あら こないだもいらっしゃった?」
そう言われて 少しうれしくなりました。
いろんな塩の話を聞いて また戻り 空の見張りをしました。
すると 虹がじんわりと現れてきました。
「虹!虹なんですけど!」
私が知らせに行くと 島ではあまり珍しいものではないそうで…
ちょっと恥ずかしくなって またベランダに戻りました。

みるみるうちに虹はくっきりと現れて 大きな弧を描いて青空にかかりました。
私は 思わず一眼レフを抱えて外に飛び出して 夢中で写真を撮りました。
何枚か撮った後 思わず走り出して息切れしている自分にちょっと驚きました。
そうしていたら ふっと風が吹いて 目の前の草木がざわめきました。
そういえば 森山良子さんが サトウキビ畑をざわわって唄っていたなぁ…
南の島では ホントに木々がざわわっていうんだなぁ…
そんなことを考えながら またベランダに戻りました。

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写真を現像してよくみたら 虹は二重になっていました。
写真をぼんやり眺めながら思いました。
探して見つかるものと 探しても見つからないものってやっぱりあるんだなぁ…
がんばってもどうしようもないときは がんばっても無駄だよなぁ…
虹が見たいってがんばってみても がんばれば見れるって訳じゃないもんなぁ…
それにしても 今日はざわわの音も気づいたし、虹も見れたし
何よりも 洗濯物のために空の見張りは必要だと言われたし。

今日も少しだけ前に進んだ気がしました。
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2009年06月18日

最近のはなし

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からっぽのまま ただ連れられてきた私に
「お〜りと〜り」と言ってにっこりと島の人は笑いました。
あれからもうひと月以上経過しています。
みなさんからのコメントやメール 本当に感謝しながら読んでいます。
お返事をひとりひとりに差し上げられないことを申し訳なく思っています。

文明の利器 携帯電話とインターネットの普及とはすごいもので
こんな南の果ての国境近くでも 一部をのぞいて 内地とかわらない状態で
なんとも便利なものだなぁと思いつつ過ごしています。
私は 「めんそ〜れ」が 南の果てだと思っていたので、今回は外国にいるような気分に
時折陥りつつ 毎日その大半を空を眺めることに費やして生活しています。

少し顔の表情が出てきたねって最近言われます。
声も少しずつ聞き取れるようになってきたと言われます。

ちいさな島なので 私の身体にきちんと対応してもらえる医療機関はなく、
ドクターヘリのかわりに時折飛び立つ 海上保安庁のヘリを見ながら
あれにお世話にならないようにだけはしないとな…と 妙なことを考えたり…
今日は熊本の担当Dr.と電話で少し話すこともできました。
私の薬を航空貨物で送ってくれることになって 手持ちの薬が切れないで済むことに
ちょっと安堵感を覚えました。

話すこと 書くこと とにかく表現することがうまくできない今の自分。
多分 こうやって書いていても、支離滅裂な記事になっていることでしょう。
でもそれが今の等身大の自分なので仕方ありません。すいません。。。

今回のことで ずいぶんいろんなものを失いました。
ほとんどゼロに近いくらい。
事実ではないことが現実として一人歩きしてたり、いい加減社会人としてはっきりしたらどうですかと言われてみたり 妙な話を誰かが誰かに吹き込んでみたり…
警察の人の調べた報告を聞いて いろんな意味で愕然としたり。
あまりにも愕然として 事実と真実が違うということも もうどうでもいいやと思ってしまったりしていたら、公私共々ほとんど社会人としてゼロになってしまいました。
それを考え込む私に 島の人は言いました。
「そりゃ〜 新しいモノを握るためには 持ってるモノを離さないと握れないさぁ〜」
「これからはホントに好きなことだけを見ていけばいいってことさぁ〜」

一太郎さんは 少しずつなじんで、海水浴が大好きになりました。
トカゲやヤモリの声に興味津々ですが、触る度胸はまだないようです。
でも フナムシやヤドカリは追い回しています。
私が散歩につきあわなくても それなりに楽しそうになってきたようです。

そして私は 毎日空を眺めながら、自分のこともまともにできない自分って
って思ってみたり、考えていたはずなのに何を考えているのかわからなくなったり
食事と薬の声かけに応える以外は 人の話を聞いているつもりでも聞こえてなかったり。
ひとりでいても 誰かがいても なんだかどうでもいいくらいぼんやりで
身内や近しい人が傍にいたら 相手はキレるだろうなぁ…と飽きれてみたり。
気がついたら もう記事を書き始めて4時間以上経過して、
一太郎は寝室に行ってしまったみたいだし。

自分のこともままならずな状態なので
相手を思い遣るなどという行為は まだまだ果てしなく遠い気がします。
普通わかるでしょう?ってことが思いつくに至らない状態
一太郎には申し訳ないけれど もう少し時間がかかりそうです。
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2009年04月28日

ステキな1日

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目が覚めたら小さな箱が枕元にありました。
携帯をチェックしたら 眠る姿の横にプレゼントとわんたろさん2号と一緒の写真
お誕生日おめでとうというメッセージが添えられていました。

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箱を開けたら ステキなピアス
金属アレルギーがあるので アクセサリーをもらうことは今までなかったのですが
奮発してアレルギーを起こさないパーツのピアスをプレゼントしてくれました。
うれしくて それをつけて 今日は仕事をお休みしてドライブに連れて行ってもらいました。
昨日までの天気が嘘のように 今日は青空が広がって
昼間は川や海へ 夜は南十字星を探しに出かけました。
とてもステキな1日を過ごしました。

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食事の後 近所のバーでケーキを食べて お酒を飲みました。
泡盛ベースで作られた 島流ソルティードッグ
塩はもちろん石垣島の塩
内地で飲むソルティードッグよりも濃厚な気がしました。

すっかり気分もよくなって 今 マシンに向かって
1日のことを思い返しています。
たまにはこんな1日があってもいいな…
明日からまた仕事をがんばって 熊本に着いたら一太郎さんを早く迎えに行こう…
今夜はそんなことを考えています。
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2009年04月26日

遠く離れて

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石垣島で過ごしてもうけっこうな日数になりました。
一太郎のことは毎日報告をもらっていますが やはり会えないのはつらいです。
仕事は想像以上の情報を収集することができたりして
やはり 内地と沖縄の習慣の差などを感じてみたりしています。

残念ながら今回は まだ一度も青空を見ていません。
そんなに珍しい話ではないそうで、青い空と青い海と白い雲の
あのイメージというのは 年間でもそう多くはないという最初の話を思い出しました。
石垣島に行けばいい景色に恵まれているというのは
島以外の人間の安易な考えなのかもしれないな…と思いました。

同じ日本なのに やっぱりいろいろ違うなと感じること けっこうあります。
人々も愛想がいいのか悪いのかよくわからないなと思う時もあるし。
それでもなんとかやっていけているのは 一緒に動いてくれたり相談にのってくれたり
そんな存在があるからです。

住んでいるところから遠く離れても 助けられたり支えてもらったり…
仕事においても プライベートでも
やっぱり一人でっていうのは 大変だし心細いものです。
島のカフェバーで お酒を飲みながら甘いものを食べて
1日のできごとのいろんなことを話したりしたり…
そんなことをしながら 今夜は ひとりぼっちではないということに感謝していました。
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2009年04月22日

言葉がなくても

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仕事で出掛けて 一太郎と離れて こうやってホテルで記事更新をしながら
考えることはやはり一太郎のことです。
というか 薬袋を…と思って振り返っても そこには一太郎の姿はなく
自分でごそごそと薬を出していると やはり一太郎の存在の大きさに気づきます。

昨日から一太郎はなんとなく しばらく離れて生活をすることを察知していたようで
今朝もとてもおとなしい様子でした。
別れ際も ただ見つめるだけで 吠えることもしませんでした。

言葉がなくても 気持ちは伝わるんだな…
そんなことを思いながら列車に乗って熊本を離れたのですが
やはり 一太郎がいない生活というのは、私自身も心配な部分があります。
一太郎へのごほうび休暇だと思えば それでいいのかもしれませんけど
私がどうも辛いようです。

沖縄以外の場所だったら 飛行機に乗れない期間は他の交通手段でもいいのに
こればかりはどうしようもないなぁ…
そう思って今回同行をあきらめましたが
あまりにも聞き分けのいい一太郎を見ると どうしても…

言葉が通じなくても 気持ちは繋がっているものなんだなぁ…
そんなことを考えています。

これからちょっと更新回数が減ったり お返事が遅れたりすることもあると思います。
でも 気長に待っていてくださいね…
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2009年04月20日

追憶の雨

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仕事から戻っていろいろしていたら 結局こんな時間になってしまいました。

今日のタイトルは追憶ですが だからといって 過去を思い懐かしんでいる訳ではありません。
過去は過去で どうすることもできません。
どんなに認めたくない過去があったとしても
それは変えることはできないし 何かそれに対して埋め合わせ的なことができるとするならば、これからの未来を丁寧に生きていくことしかできません。

さっきからずっと考えていました。
過去は過去 過去を含めた自分ではなく
今のこの自分自身というものを
どうやったらまっすぐに伝えることができるんだろう…

人間というものは 理想では心身ともにきれいでありたいと思っている節があります。
でも 私はそれは時として偽善にすぎないと思うことが多々あります。
美しい部分と下品で野蛮な部分を 人間は両方兼ね備えているからです。
人間の醜い部分を否定して下品だともし言うのなら
上品な人間というのは 果たして本当に人間なのだろうかと疑問すら思えます。

過去を受け入れるということと
過去に関わりのあるヒトまでもを受け入れるというのは また違うものです。
例えば 大事なヒトの過去は事実として受け入れることができても
大事なヒトの過去で大事だったヒトを現在の軸に持ってこられて受け入れろと言われても
それは至難の業に近いというものです。

外は明るくなってきたけれど
今日はどうやら天気が崩れるようです。
過去は過去 今とこれから先を見つめていればいい
どうして このひと言を聞くことができないのかな…
死んでしまった人間にはかなわないとよく言われるけど
未来を創ることができるのは生きている人間同士なのに
なぜかなわないと決めつけられてしまうのだろう…

過去は現在には敵わないかもしれない
けれど
過去は未来には決して敵わない
どうしてこんなシンプルなことが伝わらないのかな…
そんなことばかり考えていました。

もう活動開始の時間になってしまったので
このまま支度をしてでかけることにします。。。
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2009年04月17日

いつでもどこでも

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今日は仕事をいっさいやらずに 病院もいっさい行かずに出かけました。
最近ちょっとまた調子が良くなくて、それでも毎日外に出て仕事したりできるのは
支えてくれているヒトがいたり 一太郎がいてくれたりのおかげだろうねと
Dr.に言われています。

本当にそうだろうなと思います。

それで 今日は一太郎のお里帰りと近況報告に出かけました。
毎年春になる頃に必ずお里帰りはさせています。
今年も例年通りのお里帰り。途中で柳川で休憩して 川下りを楽しむのも例年通り。
舟を貸し切り 一太郎と1時間の水路の旅。
柳川は本当に動物に優しい観光地だなと 訪れるたびに思います。

今年は例年よりひと月遅れたので 藤の花がとてもキレイに咲いていました。
いつもはおひなまつりの時期から桜の時期だったので
とても景色が違って見えました。
木々に寄り添ってできた自然の藤棚の下を舟はゆっくりと進み
やわらかでいて あでやかな 藤の花の香りに包まれて
一太郎も鼻をひくひくさせていました。

一太郎がコンパニオンアニマルとして私の傍に来て もう3年目。
こうやって舟に乗っているのも3回目です。
いろんなことがありました。今年は飛行機に乗ってバカンスも楽しみました。
いつも一緒 どこでも一緒…
ペットとして考えるなら いつも傍にいられることは最高だろうとよく思われがちです。
しかし 一太郎は正式に言えば 私の名義の犬ではありません。
盲導犬や介助犬と同じように 仕事のために私のところに派遣されてきているだけで
一太郎を必要としているヒトは きっと私以外にもたくさんいるのです。
今日はお里帰りで いろんなことを話しました。
これからの一太郎と私のこと。

一太郎はたくさんのヒトの愛情をもらってすくすくと育って
私の生活を支える仕事ができる立派な犬に成長してくれました。
もちろん 私も 家族として一太郎と接しています。
これから先 もし 私がコンパニオンアニマルの必要性がなくなったとしても
ずっと一緒に過ごしていきたいと思って いろんなことを考えています。
私が独り占めすることのないように 一緒に病院訪問に参加したりして
今度は一太郎が私にしてくれたことを たくさんのヒトに知らせることができたらと
思っています。

コンパニオンアニマルとペット
まだまだ混同されがちです。
補助犬でも まだ混同されがちです。
仕事をしている犬は 盲導犬や聴導犬だけではなくて
日常生活のささいなことを手伝ってくれたりする犬だっています。

毎朝 薬の影響でなかなか目覚めることができない私を
懸命に起こして ぼんやりしてるときに電話が鳴ったりしたときも教えてくれて
体調が急変したときには薬をくわえて持ってきてくれる一太郎。
精神的に不安になりそうになると 何も言わずに寄り添ってあったかさをくれたり
ぺろぺろと舐めてくれたりしてくれます。
だから一緒 いつでも一緒

人間の都合で仕事を与えられてそれを忠実にやってくれているのだから
私は そんな存在でいてくれている犬たちの社会的権利や認知度を少しでも上げることができるような何かができればいいな…
本当にそんなことを考えています。
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2009年04月10日

ロマンティック

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今日は朝からいい天気で…
久しぶりに一太郎に起こされました。
昨晩久しぶりに一緒に眠ったからです。
一緒に寝ると 一太郎は電話や目覚ましやインターホンの音を聞くと起こしてくれます。
今朝は電話が鳴っているのをべろべろで起こしてくれました。

それから仕事をして 夕方に一太郎の狂犬病予防接種に行き
ショッピングモールでちょっとウインドーショッピング。
本当は必要なものを買いにいったのですが いろいろ見ているうちに
すっかり用事を忘れてしまっていました。

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途中で疲れて ショッピングモールの片隅のカフェで休憩。
モールのカフェは 普通のカフェよりもさわがしく、あまり好きではないのですが
今日は何となくこれ以上出かける気にもなれなかったので ちょっとがまん…
久々にお部屋に花を飾ろうと買い求めたプチブーケを見ながら
ぼんやりと考えていました。

花を買う
誰かに花を買う
自分に花を買う
誰かから花をもらう
どれがいちばんうれしいかな?
やっぱり花はもらう方がうれしいかな…
そういえば 関東に住んでいた頃は 花をもらう機会も多かったし
花を抱えて歩くヒトもたくさん見ていたような気がします。
別に卒業式とかなにかのお祝いとかでなくても、花をもらうのはうれしいものです。
花に限らず うれしいことで誰かに喜んでもらおうと思いを巡らすのは好きです。
仕事が演出系の仕事だからでしょうか…
誕生日に歳の数のバラをもらってみたり なんとなく欲しいモノを気に留めておいてくれていきなりプレゼントされたり
そんなことも過去にはいくつかありますが やっぱりうれしいものです。

だけど こればかりは実践できるヒトもいれば
恥ずかしくてそんなことはできないというヒトもいます。
一般的には九州男児はそんなことはできないだろうと言われますが
ある種正解かもしれません。。。
でも そんなことはできないと言うヒトほど
誰よりもロマンティックなのかもしれません。

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自分自身 考えてみると ホントにロマンティストだよなぁと思います。
雰囲気に弱いというか…
もちろん 雰囲気さえよければヒトを選ばないという訳ではありませんよ。
でも 一人で過ごすときや 仕事でどこかを訪れたときの余暇の過ごし方を
自分自身で振り返ってみると そんな気がします。
ホテルのあの雰囲気が好きだし リゾート地も好きだし
かっこよく街を歩くのも好きだし 突然のプレゼントやサプライズも大好きだし…
ある年の12月 滞在先のホテルで目が覚めたら
枕元に赤い靴下と中にはちいさなプレゼントが入っていたときなんか
本当に喜んだし…
一緒に置かれていたポラロイド写真を見ると
ベッドで熟睡している私と その傍でしーっという仕草をしているサンタさんの姿が…

そういえば最近 自分自身に演出のご褒美って何かしたかな…
いちばん大切なヒトに なにか喜んでもらえることをこっそり準備してみたりとか
頭をフル回転させて考えたりしてるかな?
今日はそんなことをお茶を飲みながら考えていました。
posted by Shara at 23:28| Comment(2) | TrackBack(0) | I think so… | 更新情報をチェックする

2009年04月08日

ココロのトビラ

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今日も朝からお仕事で…
って 世間一般のヒトは普通そうだろうけど、実は私はあまりそれができず…
現場がハードな分 デスクはなるべく穏やかにいたいので、
ゆっくり起きて 集中して仕事なのがいいのです。

今日は毎週恒例のDr.に会いにいく日で、最近なかなか診察行けなかったので
ちょっと怖いなぁと思っていました。
でも とりあえず 診察も無事に終わり、きちんと他の病院にも顔を出すようにとしっかり言われただけで終わりました。
薬さえ切らさずに飲んでいれば普通に生活できるんだから
これくらいはきちんとしないとね…
自分にそう言い聞かせて ちょっと休憩をかねてお茶。

お茶を飲みながら思いました。
最近なんだかちょっとだけ前向きだなぁ…
これはとてもいいことだと思います。
身体をいたわってみたり 身体にいいことを考えてみたり…
ここ数年 仕事とフラストレーションの消化だけを考えていたので
なんだか自分をいたわるというのが新鮮だなと思いました。

自分をきちんと見て いたわってあげると
ココロのトビラもちょっとだけ軽くなったような気がします。
例えば 重くて錆び付いていた鉄扉みたいだったものが
少しずつ磨かれて 油をさされていっているような…

だけど ホントは知っています。
ココロのトビラを磨いているのはホントは自分だけじゃないってこと。

ヒトのココロのトビラは日々どんどん変わっていきます。
錆びた鉄扉だったトビラも
優しいコットンのカーテンみたいなのれんみたいになることだってあります。
ガラスのトビラみたいになることもあるだろうし…
そのトビラは 鍵付きだったり自動ドアだったり…

同じ時間を生きているなら 重くて錆びた鉄扉じゃないほうがきっといい…
そんなことを思いながらお茶をいただきました。
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2009年04月06日

愛されて守られて…

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最近 なんだかばたばただったり ぐったりだったり…
おかげで なんだか更新もままならない様子です。。。
ですが 何も感じていなかったわけではなく、日々それなりに思うこともあり
感じることもあり…
それは時として 自分の想像していなかったくらい衝撃的なピンチでもあったり
だけど 自分の想像以上にうれしくて泣きそうになるようなこともあったりしました。

先日 とても疲れることがあって
自分にご褒美をあげようと ホテルのラウンジでお茶をいただいていました。
ホテルのラウンジは大好きです。
独特の空気があります。
街のカフェに比べたら金額は高いですが、あのふかふかのソファーだったり
趣向を凝らしたスイーツだったり 気の利いたサービスは大好きです。
関東に住んでいた頃は けっこう休暇を利用してシティホテルやクラシックホテルに泊まってみたりもしていました。

ゆったりとしたソファーに身体を沈めて
とてもおいしいケーキと そこそこにおいしいコーヒーを飲みながら
現状について ゆっくりと考えていました。

毎日過ごしていると いろんな愛情にふれる機会があります。
家族からの愛だったり 友人からの愛だったり 恋人からの愛だったり…
そんな愛に囲まれて 包まれて 守られて
今の私はとてもしあわせなんだなぁ…と しみじみ。
おかえりって言って 手を広げて待っていてくれる誰かの存在や
逆に ただいまって帰ってきてくれる誰かを受け入れる歓びや
そんなことを ホテルのラウンジで考えていました。

一太郎だって 私が泣いていると頬を舐めてくれます。
彼なりの愛だと思っています。

愛されて守られて 何の不安もなく
ただ穏やかに迷わずに まっすぐ相手を見つめて生きていくということ
ありきたりのようで 決してありきたりではないこの環境を
ずっと大事にしていきたいなぁ…
そんなことを考えていたら
いつのまにか 疲れて嫌な想いをしていたのが
どこかに飛んでいってしまいました。
これもきっと 愛されて守られているからなのでしょう。

ホテルのラウンジのケーキセットのおかげで
いろんなことをゆっくり考えて実感することができました。
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2009年04月01日

美流(びりゅう)

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今日もなんとなく1日が過ぎました。
ぼんやり起きて仕事して…
ただ ひとつ違っていたのは、朝から大きな荷物が届いたことでしょうか…
送り主はいつもこのblogを読んでくださっているという方でした。
その方の家族のボストンテリアの女の子のカレンダーと
一太郎へのプレゼント それから私宛の差し入れと手紙が入っていました。
とってもうれしくって 早速カレンダーをぺたっと貼ってみて…
ばたばたしていて まだお礼のメールも出していないけれど
ホントにうれしくなりました。

最近 朝から電話で目を覚ますことが多いです。
それで1日が始まって 電話で1日が終わる…
こういう生活も決して嫌ではありません。仕事の電話ってわけでもないし。
昼間にそんなことを思いながら ちょっと用事で出かけたときに
車を停めて ぼんやりと公園の桜を見ていました。

そういえば美流(びりゅう)という言葉 今の季節がいちばん似合うかも…
ふと思いました。
風が吹いてそれにつられるかのように 桜の花びらが舞い踊っています。
風が流れる柔らかな曲線を見ながら そんなことを考えていました。
もちろん桜の季節以外でも 新緑の草原を渡る風が緑のさざ波を描く様子も好きだし
夏の海岸に打ち寄せる波の様子も好きです。
紅葉した葉っぱが風に踊るのも好きだし 雪が舞う様子も好きです。
だけど いちばん好きなのは
やはりこの季節の 花びらが風に舞い踊る姿や
水面に浮かんだ花びらが 流れに身を任せてしなやかに流れていく姿…

Beauties style
美流を直訳すると こんな英語になってしまいます。
美しい様式であったり 美しい生き様であったり
自分なりの美しい生き方の流儀であったり…
そんな言葉も 確かに的を得ているような気はしますが
私は Beautiful flowと訳した方が好きです。
美しく かつ しなやかさを思わせる流れ
生きるスタイルが まさにその美しさでありしなやかさであるという意味で。

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花びらは 風や川の流れに身を任せていても
決してその美しさを失うことなく 身を任せつつ美しさを放っています。
むしろ身を任せることで 美しさによりいっそう磨きがかかって見えるとすら思えます。
単に私がそう感じているだけかもしれませんが…

そうして私も思うのです。
美しい生き方を信念に持つのではなく 美しい流れに身を委ねながらより一層しなやかにたおやかに生きていきたい…
そんなことを考えていたら たまらなく愛おしく思えてどうしようもなくなりました。

花びらの絨毯が風に舞い 螺旋を描きひらひらとまた地面に舞い降りてくる…
散ってもなおその美しさは褪せることなく 私の目を楽しませてくれる。
私も 誰かにそう思ってもらえる生き方がしたい…
そう思いました。

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2009年03月31日

桜の花の頃

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今日も何かとばたばたで 一太郎はとうに呆れ気味で…
最近どうもこんな日々が続いています。
そんな中だけど 最近少しだけ変わったことがあります。

まずはあまり夜遅くまで外の仕事をしなくなったこと。
これがけっこう疲労の原因になっていたんだなと思います。
もちろんアトリエで仕事をするのも それなりに疲れはするのですが、
部屋着に着替えてのんびり仕事をする方が まだ疲れ方もひどくないようです。
それに あまり寄り道をしなくなったということでしょうか…
もちろん時々は1日の終わりをコーヒーでということもありますが、
最近 なんとなく1日のこともアトリエで考えるようになったり
昼間のふとした時間に考えるようになりました。

今日も昼間にちょっとだけぼんやり桜を見ていました。
今日は1日曇り空で グレイの空に桜のうすピンクがとても映えていました。
毎年この季節にはいつも思うし 昨年も多分記事にしていると思いますが
本当に桜色を楽しみたいのならば曇り空がいちばんいい…
青空のもとの桜の花はとても白くてまぶしくて
それもいいけど やっぱりあの薄桜色を楽しむにはグレイの空がよく映えます。

車を停めてぼんやり見ていたら 風が頬をつたい 走っていきました。
桜の花びらが風に舞い はらはらと踊りながら散っていきました。
もうすぐ花吹雪の美しい季節
梶井基次郎の作品をふと思い出し 先日何作か読みましたが
やはり その美しさを正視することができずに 負の感情をかきたてて
それを通して桜を見つめている心情が手に取るようにわかりました。
ちょうど先日が梶井忌だったからということもあります。

昨年までは 私も何となく物悲しくはかなく見ていたけれど
今年は心の底からその風情を美しく感じることができそうな
そんな気持ちになりました。
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2009年03月27日

贈り物

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今日も1日いい天気
でも風は冷たくて 夜にはやっぱり花冷えでした。

私はといえば 今日は診察をうっかり寝坊ですっぽかし
Dr.に電話の向こうであきれられました。
でも 笑って来週ねと言われて無事に終了。
それから今日の分の仕事をとっとと済ませました。
それから久しぶりにショッピングモールにお買い物。
必要なものを買いにいくという用事だったのですが 
今日はこれがけっこう楽しく感じました。

いろんなものを見ながら
「これは似合うかな?」
「これはどうかな?」
「喜んでくれるかな?」
「どんな顔をするかな?」
そんなことばかり考えていました。

友達に対しても家族に対しても恋人に対しても
何かを贈ろうとするとき、やっぱりその「物」も大事かもしれないけれど
結局は「それを選ぶまでに込められた気持ち」が本来の贈り物だと思いました。
相手のことを考えて あれはどうかな?これはどうかな?
そんなことを考えながら選んで、
渡したらどんな顔するかな?喜んでくれるかな?
そんなことを考えながら選んだ物を大事に抱えて店を後にするときの気持ち。
それが最高の贈り物なんだなぁと あらためて実感しました。

アトリエに戻って ああでもないこうでもないと梱包作業して
エアパッキンをぐるぐる巻きにして 部屋の隅っこに鎮座している大荷物。
届いたときにはどんな顔をしてくれるかな…
今夜はそんなことを考えています。
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2009年03月26日

育む

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今日は1日仕事をしないでぼんやりしていました。
昼間はカフェに行き 届け物の用事を済ませて そのまま夕方まで…
その後 親しい友達と食事をしながら話していました。
話し終わって帰る頃は 22時を過ぎていて、
昼間はあんなにあたたかだったのに とっても肌寒くて…
この季節はホントに寒暖の差が激しいなと思いました。

今日1日は「育む」ということを考えていました。
もちろん 他のことも考えていたのですが、ちょうど夜の食事のときに似たような話になって、なおのこと考えてしまったのです。

例えば誰かとつきあうということは
単に一緒に過ごすというだけでなく その二人の間で何かを育んでいくことができたら
それはとても素敵なことだと思います。
「このヒトとつきあっています」「このヒトと結婚しました」
というのは あくまでも社会的体裁上の公言であるということです。
つきあうことで 結婚することでゴールということではなく
そこから二人が何を育むかということ
それがいちばん大事なんだよな…と思うのです。

一緒にいたら安心する
一緒にいたら楽しい
それはもちろんそうでないと つきあったり一緒に過ごしたりはできません。
だけど そこで止まってしまっては、人としてとてももったいないことをしていると思うのです。
ただただ 楽しさや安堵感に身を任せて時間を過ごしていくというのも
本当にもったいない気がします。
育むものは きっと絆であったり信頼であったり…
そう言うヒトもいると思います。もちろんそれも正解です。
ですが 今日考えていたのは 絆の上にある育むものという存在を考えていました。
例えば つきあいはじめるときに相手の立場上 昔つきあっていたヒトと毎日顔を合わせてつきあっていかなければならないと告げられたとき、どういう気持ちに陥るでしょう?
これから絆を深めなければ 確固たる絆がない上に、試練を与えられると
どうしてもうちひしがれてしまいます。
自分よりも 昔つきあっていたヒトとの絆の深さを思い知らされた気分になります。
というよりも つきあいはじめたばかりだと 確固たる絆などないのだから
よりどころのない不安に駆られてしまうのは明確です。
それでも ビジネスパートナーとして相手のスキルや技術に惚れ込んで
円滑に仕事を進めるために必要だと言われるなら まだ納得できるかもしれません。
しかし それも望めないような状況であるなら
何を糧に絆を育めばいいのかすら見失ってしまいがちになります。

恋愛に限らず 交友関係にしても同じです。
何も絆がない状態で苦言を発しても それは相手にとっては苦痛以外の何者でもありません。
絆や信頼関係が根底にあるからこそ 苦渋の決断の末の忠告も愛情として受け取ってもらえるものなのです。
当たり障りのない社交辞令なら 誰にでも言うことはできます。
大変そうだったら「大変だね」と声をかけ
相手が辛いと泣いていれば「辛かったね 苦労したんだね」と言うこともできます。
でも それは 絆がないから深い発言に及べない故の選択肢だと思ってしまうのです。

絆…信頼関係…
大事なヒトとの間には 必ず欲しいモノだけど
こればかりはお互いに育むもののベクトルが一致していないと難しいなぁ…
そんなことを考えていました。
きっと時間も必要でしょう。
どうしても受け入れがたい事実があったとしても、状況があったとしても
絆が強くなれば その絆を糧にして乗り越えることができるでしょう。
そのためには 絆を育むという時間と労力が必要だし
それも片側だけの努力では絆は築けないものです。

そして ふと自分の中を見つめ直します。
大事なヒトの提示したことに対して 時間が欲しいと答えたけれど
それはある種 自分の引き出しにない状況を提示されて戸惑った結果
自分と対峙して 自分自身のキャパシティを押し上げることで絆が深まるきっかけになるのかなと思ったことの表れだったのかなと。
そして そうした結果 もし絆を深めることができたならば
そこから私たちは何を育んでいくんだろう?
というより 私は自分の大事なヒトと何を育んでいきたい?
今日はそんなことを考えていました。
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2009年03月24日

過去のこと 未来のこと

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今日は1日いい天気でした。
ホントにお仕事したくなくなるくらいにいい天気で 桜がとてもキレイでした。
取引先にいる間はご機嫌斜めだった一太郎も
今はぐっすり眠っています。

今日の昼間 少しだけ桜を見ながらぼんやりしました。
それから湖の近くのカフェで少しだけ考え事をしました。

この季節になると思い出すことがたくさんで
ホントにホントにたくさんで…
あまりひとりでは過ごしたくないという気持ちと
ひとりっきりで昔の思い出に浸っていたいという気持ちが交差します。

ヒトはいろんな過去を持っていて その過去は変えることはできなくって…
ちょうど私が「あの女性(ひと)には到底かなわない」って思っているように
「まだあの男性(ひと)のことを思い出したりするのかな」と思われたりしているのかもしれないな…
と 考えていました。
けれど それで立ち止まっていたら きっとお互いがお互いに一生かなわないままで
そのまま終わってしまうということはわかっています。

だから 桜の満開のこの季節だったり
自分の誕生日だったり
そんな時には 傍にいてほしいな…
何も言わずにただ傍に
と めずらしく 考えても仕方のないわがままをつぶやいてみました。

桜の季節に大事なヒトが私の前から突然
指輪だけを残していなくなってしまって もうずいぶん月日が流れました。
その指輪は今は私の手元にはなく かわりに新しい指輪が私の手元にあります。
そして 私は片翼とめぐりあって羽ばたくことができるようになりました。
ずっと片翼だったから 羽ばたくことを忘れてしまって
今はまだ飛べないけれど 羽ばたく日もそう遠いことではないと思います。

形見の指輪をその胸に抱いて 今の私を遠くから包んでくれている 大事な私の片翼
今すぐに会いたいな…
薄青い空に映える白い桜を見上げながら
めずらしく 私の片目からは大粒の涙がこぼれおちました。
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2009年03月21日

Shara と 私

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今日は早めの1日の終わりです。
最近ちょっと思うことが多すぎて ちょっと疲れているみたいです。
仕事もなんとなく覇気がないというか…
それでも 抜けがあってはいけないので、きちんと淡々と仕事はしています。

今日は1日中考え事をしていました。

Sharaと私
私の中にある一部分がSharaと言った方が正確かもしれません。
そもそも このblogを長く読んでくださっている方はご存知かと思いますが
もともとSharaという名前は 単なるハンドルネームではなく
ミドルネームに近いものです。
Sharaという名前をもらって もうかれこれ20年は経過しています。
そんなことをいうと 私の年齢がばれてしまいそうですが
かなり昔から 私はSharaと呼ばれていました。

Sharaは沙羅 沙羅双樹からきています。
沙羅をサンスクリット読みするとSharaになるのだそうです。
おだやかに すべてを受け入れる強さと その潔い結末と
ジャスミンにも似たあの気高い香りと 美しい花を想い
あるヒトが私につけてくれました。
だから 私はSharaでありつづけたいと思っていましたし 今もそう思っていますし
これからもきっとそうなんだろうなと思います。
だけど 正確には 私とSharaは違うのです。

Sharaは どんなに逆境でも 決して希望を失わず
一途で強く 時にはその強さ故に 周囲から冷たいと思われることもあります。
想いを理解してもらうための口論は惜しまないし 喧嘩になることもあります。
仕事に対するスタンスもしっかりしていて、同じペースで仕事ができないといらだちを覚えます。
クライアントに対して no problemと常に言うことができるように心がけて
自信がない 不安だというしぐさを見せることをしません。

だけど私は
けっこう優柔不断なところもあるし 甘えん坊です。
何かがあるたびに 不安になったり泣きそうになったりすることもあります。
Sharaというのは 私の中の強い部分だったり
つま先立ちしてゆとりの顔をしている部分なのかもしれません。
だけど Sharaが宿っている私というのは 弱い部分も当然持っています。
それは私が人間だからだと 自己解釈しています。

完璧な人間などいないし 完璧な人間はある種人間ではない
以前私にそんなことを言ったヒトがいました。
本当に強い人間というのは 自分の弱さや見たくない場所を認めて
それを許して愛してやることができる人のことをいうのだと。
自分の醜いところや弱いところを 自分自身が愛さなければ
他に誰が愛するというのだろう?
それを聞いたときに 確かにそうだと思いました。
自分を認めてまるごと愛してやるということは
決して自分に甘いということではありません。
以前から何度も言っていますが
私は誰かのために何かをしてあげるということはできないと思っています。
ヒトがヒトのために何かをしてあげるという気持ちは
とても傲慢だと思っているからです。
「何かをしてあげたい」ではなく
「何かをしたい」であるべきだと思っています。
だけど 自分自身に対しては唯一「してあげる」ことができると思っています。

私は自分の弱い部分や甘えん坊な部分やヒトには知られたくない部分も
全部受け入れて まるごと愛そうと自分に言い聞かせるときがあります。
同じように 私が想う大切なヒトに対しても
かっこいい部分や尊敬できる部分だけでなく
かっこわるい部分や相手本人が認めたくないと思っている部分も
みんなまるごとをそのヒトだと思って接するようにしています。
そのヒトの強い部分も弱い部分も すべてが愛おしいと思えないと
大切なヒトにはなかなか昇格できません。
それは
人間はそんなに偉いものでも尊いものでもないって思うからです。
私たち人間は 理想を描き追い求める一方で
かなり貪欲で下品な生き物だと 私は思っているからです。

私がいて 私の中にSharaがいて
強い私も弱い私もすべて認めてくれて
丸ごとの私を見てほしい
例えば最前線で仕事をしていなくても かっこ悪くても
私自身を認めてほしいし 受け入れてほしい

今日1日は何となく そんなことばかり考えていました。

posted by Shara at 23:11| Comment(5) | TrackBack(0) | I think so… | 更新情報をチェックする

2009年03月20日

心のコンパス

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今日は用事があって福岡まで出かけました。
仕事の用事です。

でも 昨日から調子が悪かったので ちょっとつらい1日でした。

それでも 行ったついでにわんたろさんのケアをしたりして
その間お茶を飲んだりすることはできました。

今 戻ってきて疲れたのか 一太郎はぐっすりです。

そして私は 今日1日のことを振り返っています。

最近思うのですが、心のコンパスがある方向を指したまま微動だにしません。
それは自分の中での目標や決心が鈍っていない証拠なのかもしれません。
今まで いろんな経験をして いろんな状況に陥って
心の中のコンパスが ぐるぐる回ったまま どこを指すのかわからないことが
たくさんありました。

でも 今 コンパスは一か所を指したままです。
いつもいつも 何をしていてもそれが頭から離れなくて
自分でもどうしてだかわからないくらいです。

今日1日過ごして やっぱり昨日と同じように
コンパスが同じ方向を指して動かなくて…
何をしていてもそれが頭から離れません。
それは とてもいいことだということは自分ではわかっているけれど
こんなに微動だにしないことが今までになかったので
自分でも正直驚いています。

ずっとこのままこの気持ちが続いていったらいいな…
あったかいココアを飲みながら そんなことを思いました。
posted by Shara at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | I think so… | 更新情報をチェックする

2009年03月19日

tea for two

今日はまたまた仕事に追われた1日の半分。

でも 忙しくなる前に カフェでコーヒーを飲みました。

ひとつのコーヒーカップ
ついさっきまで ふたつの缶コーヒーだったり
ふたつのカップだったり ふたつのグラスだったり…
いつもそこには二人分の何かがあったのに
今は ひとつのカップがテーブルに…

ふたつのカップでお茶を誰かと楽しむのが
まるで日常のように感じていたここ数日が
実は日常ではなくって 今の姿が現状日常なんだよな…
そんなことを思いました。

あまりにも自然で あまりにも違和感がなかったので
ちょっと錯覚しかかっていたんだなと実感。

そのあと 仕事に向かって 遅くまでまた仕事をしていました。

今 アトリエに戻って
ひとりといっぴきで
一太郎はソファーで小さくなって丸くなり
私はデスクでマシンにむかっていて…

やっぱり お茶は二人分がいい
ひとりで飲むお茶も たまにはいいかもしれないけれど
二人で飲むお茶にはかなわないな…

桜咲くあたたかい日に 南風にむかって飛んでいった飛行機を見送った
あのなんとも言えない気持ちを思い出しながら
今夜は過ごしています。
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2009年03月18日

最後の夜

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今日は 朝から仕事にでかけて結局夜までかかりました。
でも 午後からは一太郎も同行して 少しは一太郎の気分転換もできました。

今日はいったんアトリエに戻った後 温泉に行きました。
昨日も行ったのですが、最近本当に温泉はごぶさただったので
とても気持ちがよかったなぁ…と思いました。

お風呂上がりに飲み物を飲みながら考えました。
世の中には あがいてみたらかわることと あがいてもかわらないことがあるなぁ…
あがいてもかわらないことをあがき続けても 結局相手に負担をかけることになりかねません。
だけど 以前 そう思ってあがくことをしなかった私は
相手からこう言われました。
「おれと離れても あんまり寂しいって思ってくれないんだね…」
本当はそんなことなんてなかったのに がんばってわがままを言わないようにしていただけなのに、そう言われたのでとてもショックでした。

誰だって 自分の大事なヒトと離れるのは寂しいことです。
でも 行かないでって言っても きっとそれは無理です。
四六時中一緒に過ごすことなんて ホントに一部の人間しかできていないと思います。

傍にいられなくても 気持ちが繋がっていれば
それはそれで お互いにがんばることだってできます。
傍にいるだけじゃ見えないものや 離れていても判り合えること
たくさん気づくことがきっとあるはずです。
だけど 本当は離れたくないって思う自分も確実にいるんだよな…

今夜はそんなことを考えています。

posted by Shara at 01:26| Comment(2) | TrackBack(0) | I think so… | 更新情報をチェックする
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