2010年01月31日

ツンダミ

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今日は久しぶりに青空を見ることができて
気温は30度近くまで上がったけど 風は涼しくて
気持ちいい1日でした。
でも 夜になって、今ではすごい雨です。

少しでも病気を治して これからでも生きていくための糧を探しに旅に来ていて、いろんな気づきがあったりしています。
だけど 本当のところ、もやもやすることもあったりします。

新しい所にいるということは、戻ったときに自分の居場所がなくなっている可能性は大きいということ。
特に仕事に関してはそれは大きいと思います。
特に私の今までやってきた仕事は、特殊技能職で、時として自分は歯車の一つに過ぎないと痛感させられる時もしばしばです。
今年は多分舞台の仕事は さらに激減すると思います。
これだけ九州を離れていれば当然の話だと覚悟はしていましたが。

今までそれしか仕事をしてきたことがなかったから
今までの仕事に誇りを持っていたから
テレビを見るたびに 知っている名前を聞くたびに
自分は脱落してしまったんだとやはりどこかで思ってしまいます。

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だけど 本当はそうじゃなくって
新しいことに足を踏み入れる大きなチャンスなんだ
ということも充分に承知しています。
それに 身体的にこれ以上業界の仕事を続けられるのも困難だということも 自分の頭ではわかっています。

昔の話
すべては過去の功績であって
今は何の役にも立たない。

ぱいぬには 名前のない花や植物がまだけっこうあるそうです。
図鑑に載っていない 昔からあるけどなんだかわからない草花。
一太郎との散歩のときに目にするかわいいピンクの花
調べてみたけど「葉牡丹の一種」とまでしかわかりませんでした。
名もない花。
今の私もそんな感じです。

心の中の調律がうまくできてないのがよくわかります。
内地にいたら間違いなくDr.に相談しています。
ここ2ヶ月、Dr.とは電話診察を月に一度のペースだけ。
それを知ってか知らずか、「大丈夫?」というメッセージやメールをよくもらうようになっています。

三線や島楽器の調律をして音を合わせあうことを「ツンダミ」というのだそうです。
ツンダミがなってない…
心の中のツンダミが全くなってないさぁ〜
って言われそうなくらい。

こんなにいい環境にいて いろんなヒトに守られて
ゆっくりゆっくりでいいからって言われて
それでもなかなか快方にまっすぐ向かわないのは何故だろう…
名もない花を見ながら
名もなき花には存在の理由があるのか
たとえ名前がなくともそこに存在する限り意義があるのか
到底答えが出そうにないことを 夕暮れ前に一太郎と道端にたたずんで考え込んでしまいました。
posted by Shara at 23:54| Comment(2) | TrackBack(0) | I think so… | 更新情報をチェックする

2010年01月30日

ざわわがぽわわ

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ぱいぬに滞在してもうすぐ2ヶ月になります。
島ではさとうきびの収穫が始まりました。
初めて見る光景です。
今までは広いさとうきび畑を見ては
風にそよいでざわわという音を聞いていました。

今回島を見て思ったのは
さとうきび畑に大きなねこじゃらしのように
キビの花が咲いていて すごく猫が喜びそうだということでした。
そして 畑によってぽわぽわがある畑とそうでない畑があるということで、
さとうきびは1年で収穫するものではないんだなと思いました。

各島に製糖工場があって
年に一度だけ1月から3月まで稼働しているのだそうです。
その間にきびを収穫して製糖工場に納品するのだとか。

島のあちらこちらできびの収穫を目にすることができます。
小浜島でもシュガーロードの半分は収穫が済んでいました。
広い畑は大きな機械が入るらしいのですが、機械は順番があるそうで
農家は機械の順番がまわってくるまでは手作業なのだそうです。
キビの花のぽわぽわを切り落として 周りの余分な葉っぱを鎌で削いで
根元から切る…
それを手作業で延々と行われています。
とても大変な作業です。

私は 製糖工場が年間に3ヶ月しか稼働しないことも
きびの収穫がそんなに限定された期間しかないことも知りませんでした。
もっと簡単なものだと思っていました。
そしてきびをしぼって汁を出して煮詰めて作るものだと思っていました。

学校で習ったことはそれくらいだったから。
さとうきびをしぼって煮詰めて作る
それしか知識がなかったから。

ぱいぬに足を運ぶようになって
知らないことがたくさんあることに気づきました。
日本なのに遠すぎて日本じゃない所。
琉球王朝が制圧するまでは独自の文化を持っていて
台湾や中国との流通などで交流がさかんだったこと。
本土に比べて土器や石器を使う風習より、木や葉っぱを使う
インドネシアやポリネシア文化に近い生活を祖先がしていたこと。
琉球王朝や薩摩の勢力が入るまで お寺や神社がなかったこと。
古い集落には御嶽(うたき)とよばれる聖地があり
先祖や功績者が後に崇拝の対象になること。
御嶽に関して言えば こないだまで神社だとばかり思っていました。

ざわわがぽわわになることも知らなかった私。

自分はちっちゃい。
一生で経験できることはホントに限られている。
だったら限られた時間で何を知ろうとすべきか…
沖のリーフに当たる波の音を聞きながら
最近はそんなことを思うのです。
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2010年01月22日

はいむるぶし

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せっかくぱいぬにいるのだから、ぱいぬの真髄を探そうと
出かけた今回の旅。
その中に はいむるぶしを見るという目的もありました。

ぱいぬは星がキレイです。
とてもキレイな中でも石垣島より南はどんどん偏西風の影響を受けにくくなって、星の瞬きが少なく とても星空が近く見えます。
波照間まで行けば 本当に美しい南十字星をみることができるのだとか…
それでも 今回宿泊している場所でも観測はできるということで
とても楽しみで出かけました。

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観測時間が時期的に夜中っであるということもあり、
ホテルのバーでちょっと一杯。
本当に久しぶりの一杯です。
お酒の名前は「はいむるぶし」
泡盛ベースの美しい青いカクテルでした。

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ちょうど飾られたグラニュー糖が星を表しているということで
なんともコ憎い演出です。
泡盛と甘いものというのは相性がいいらしく、地元では黒糖と一緒に泡盛を飲むこともよくある話なんだそうです。

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すっとした飲み心地で それでいて口当たりがよく甘いカクテル
とても気に入りました。

その後部屋に戻り 夜中に外に出て星を見ました。
やっぱりこぼれおちそうな満点の星空。
時折雲がかかりつつ それでも、雲の流れが速かったため
キレイなはいむるぶしを見ることができました。

ホントはわんたろさんにもみせてあげたいな…
そう思いましたが、わんこにはとても見える距離ではないし
匂いがある訳でもないし…
この感動は一太郎に、興奮という表現でしか伝えられませんでした。

小浜島はサトウキビの収穫の真っ最中で
シュガーロードの半分は もう収穫が終わっていました。

ゆっくりとした時間の流れで
最初の頃は 自分が情報に取り残されそうで怖かったのも
今は少しだけ慣れてきました。
大好きな服は おしゃれすぎて、なかなか着る機会もなく
なるべくカジュアルに過ごすようになりました。

沖縄県といえども、もともとは琉球王朝に制圧されるまでは
独自の文化があった場所です。
なので、沖縄であって沖縄でない部分がたくさんあることに気づきました。

生まれてはじめてまともに見たはいむるぶし
とても同じ日本とは思えない気候と風土 それに風習。

これから先 この空気にとけ込むことができるのか
はたまた 不安が先立って、情報量の多い内地へ拠点を置くのか…
考えさせられることはたくさんあるけれど
それでも とりあえず今は
今しかできないことをがんばるしかないな…

おいしいお酒を飲んで 星空を眺めて
そんなことを思った はいむるぶし夜でした。。。
posted by Shara at 02:07| Comment(2) | TrackBack(0) | I think so… | 更新情報をチェックする

2010年01月19日

いまから

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また旅に出ます。
ぱいぬの真髄に迫ります
posted by Shara at 13:46| Comment(5) | TrackBack(0) | つれづれ… | 更新情報をチェックする

2010年01月02日

初夢

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今日は正月二日
二日と言えば「初〜」
今年は島にいるので 初売りの福袋を買うこともなく、
のんびりとした1日でした。

昼間 少し調べものがあって、ゆっくりと調べものをしていたら、
初夢という項目がでてきて、
正確には初夢というのは正月二日の夜に見る夢のこと
だと書いてありました。
元旦にお宮参りに行くのを初詣というし
てっきり元旦の夜に見る夢のことだとばかり思っていました。

永き(長き)世の 遠の眠りの みな目ざめ 波乗り船の 音の良きかな

上から読んでも下から読んでも同じこの歌
面白いなぁと思って 記事を読み進めていたら
こんなことが書いてありました。

この歌がなぜ、使われるのか由来は定かではありませんが、「なみのりふね(波乗り船)」と「みのり(実り)」、「とおの(遠の)」と「とおの(十の)」、 「長き夜(夢見が続く)」や「長き世(長寿)」、または「長き世(時代の波)」、「船(宝船)」と「不音(静かな)」など、音や意味合いなどの言葉遊びが 随所に用いられていて、おめでたい感じと、言葉の遊び(洒落)が、お正月に良い運を引き寄せるのに相応しいという事なのかもしれません。
この歌が書かれた七福神の宝船の絵を枕の下に置き、歌を3度読んで寝ると吉夢を見られると言われているのです。


で 七福神の絵を描いてみようかと思ったのですが…
これがまたうまくいかず…

そうこうしていたら
いつのまにか私の横の一太郎さんは眠ってしまいました。

今年こそいい一年にしたいな…
いい夢がみられるといいな…
そんなことを思っています。
posted by Shara at 23:18| Comment(3) | TrackBack(0) | りょこう | 更新情報をチェックする

2010年01月01日

あけましておめでとうございます

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新しい年になりました。
今年はどこにも出かけていない
静かな新年です。

去年もたくさんのコメント
ご覧悦 ありがとうございました。
まだ コメントにお返事ができる状態ではないけれど
きちんと読ませて頂いて 毎回励まされています。

昨年同様
今年も 一太郎共々
よろしくお願いいたします。


遥か彼方のぱいぬ島より
     Shara & 一太郎
posted by Shara at 00:32| Comment(5) | TrackBack(0) | りょこう | 更新情報をチェックする
I think so...
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