2009年12月31日

今年もありがとうございました。

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今年はいろんなことがありました。
このブログをはじめて いちばん更新が少ない年でした。

たくさんの人に心配をかけてしまいました。

今 南の果ての島で
静かにマシンに向かっています。
遠くから太鼓の音が聞こえてきます。
島の祀り事なのかもしれません。

来年は今年よりも もっともっといい年になればいいな…
そして 私の周りの人達も
みんなみんな穏やかに新年を迎えられますように。
今年も本当にありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
posted by Shara at 22:38| Comment(3) | TrackBack(0) | I think so… | 更新情報をチェックする

2009年12月27日

群か星(むりかぶし)

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ぱいぬの島々は 星がとてもキレイです。
その上一年中天の川を見ることができます。
日本で南十字星を観測できるということでも有名です。

ここのブログがなかなか更新できないようになって
コメントを頂いてもお返事ができない状態になって
それでも 忘れずにここを訪れてくださる方がいて
コメントを残してくださって…
本当にありがたいと思っています。

今年1年間のうち どれだけぱいぬの島々で過ごしたかな…
ふと考えてみたら、半年くらいはぱいぬの島々のどこかにいた気がします。
生きていくためのリハビリの日々は 今もなお続いています。
なぜこの南の果ての島々だったのか…
それは自分で決めた訳ではなく、ただ人生のレールの上に用意されていたかのようでした。
それまで 私の人生の中には、この土地へのご縁は全くなかったからです。

最初はホテル 次はコンドミニアム
そうこうしているうちに
古い一戸建てがぱいぬでの拠点になりました。
一戸建てでの日々は、島への結びつきを強く意識させられることが
けっこうあります。
一太郎との散歩でもそれを感じることがあります。
禁足地や決して村人以外に話してはいけない祀り事が残っているからでしょう。
若い人は内地からの人間を「ないちゃー」と呼び
古い人は「大和人さぁー」と言います。
でも 基本的には、礼を尽くして風習に従えばあたたかい場所です。

クリスマスの夜 ケーキにロウソクをともして
ふと クリスマスのロウソクは星を意味するということを思い出しました。
そして 「むりかぶし」という言葉を聞いたのを思い出しました。

むりかぶしというのは星の群れという意味で
だいたいスバルのことをそう呼ぶのだそうです。
ぱいぬの民話に「むりかぶしゆんた」という話があると聞き
調べてみました。
すると こんな文献がありました。

昔、八重山の島々は
琉球王朝からの重い年貢の取立てに苦しんでいました。
それをみていた天の王様が
南の七つ星に島を治めるように命令しましたが、
南の七つ星は「できません」と返事をし、
怒った王様は南の七つ星を南の空においやり舞い踊りをさせました。
次に北の七つ星に島を治めるように命令しましたが、
北の七つ星は「できません」と返事をし、
怒った王様は北の七つ星を北の空においやり組み踊りをさせました。
やがてちいさなむりかぶしが王様の前にすすみでて
「わたしにやらせて下さい」と言いました。
「お前のような小さな星が島を治められるのか」と王様がたずねると、
むりかぶしは「はい、できます」と大きな声で返事をしました。
王様はたいそう喜んで、
「お前はいつも島全体が見えるように天の真ん中を通りなさい」と命じました。
それ以来、むりかぶしは東から昇り天の真ん中を通って西に沈むようになりました。
そして島の人々に季節と農作業の時期を知らせました。


草木の成長や星の動きは
ぱいぬの島々の人の大事な農作業の暦になっていたのだそうです。

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小さなあかりでも こっそりケーキを舐める一太郎が
写真で残っています。

ちいさなあかりだけでは心もとなくても
群れになれば それは大きな道しるべになるんだよ
決して人はひとりぼっちではないんだよ
よくも悪くもシガラミがあるかもしれないけれど
決してひとりぼっちじゃないんだよ

こっそり窓を開けて見上げた空は
雲がかかっているものの その隙間から星空が輝いていました。
ぱいぬ島でしか見ることができない
こぼれ落ちそうな近い星空。
星座の位置がちょっと違って戸惑うこともまだあるけど
一太郎と一緒に
これからもがんばって生きることに前向きに
そして 早く元気に

今夜は空を見上げて そんなことを思いました。
posted by Shara at 00:56| Comment(5) | TrackBack(0) | りょこう | 更新情報をチェックする

2009年12月25日

クリスマスには…

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早いもので もうクリスマスイブ。
私が九州を離れて20日以上過ぎたことになります。

少しでも病気がよくなるように
そう言って両親が送り出してくれたのは
もう20日以上前の話なんだな…と
昼間ベッドの上で考えていました。

昨日の夜中 ちょっとしたことで
身体の調子が悪くなってしまった私。
なんでこうなっちゃったんだろうなぁ…って
ずっと考えていました。
ホントは 今日はでかけてのんびりして
一太郎もランにでも連れて行ってあげて…
そんなことを考えていたけど 全部ダメになってしまいました。

ひとりじゃないけど ひとりぼっちの気分

なんか全部自分が悪いみたいに責められてる気分になりました。
もちろん 生きていれば いろんなことがあって
自分に非があることも多いけど…
みんな君がが悪い
もうちょっと思いやりを持っていろんなことを
手伝ってくれないかなぁ…
そんなようなことを言われた今年のクリスマスイブ

欲しいものをがまんして
一太郎にも不自由な思いをさせて
治療を受けるのもがまんして
精一杯かきあつめたお金や気持ちは
やっぱりひとりよがりで

一太郎は涙をにじませながら眠っていて
私はひとりでこうやってマシンに向かって
せっかく探してとりよせて用意したチーズケーキは
誰に食べられる訳でもなく冷蔵庫に入ったまま…

身体が不自由って辛いな…
痛いって辛いな…
慣れない環境でがんばっていた糸がぷちっと切れたような
そんな気分になりました。

クリスマスには あったかい気持ちがいい
誰もが幸せな気分で過ごしていたほうがいい
眠っている一太郎の涙をぬぐいながら
そんなことを思いました。
posted by Shara at 00:03| Comment(3) | TrackBack(0) | I think so… | 更新情報をチェックする

2009年12月16日

ぬちぐすい

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早いものでぱいぬ島に着いて半月が過ぎました。
この半月間 ずっとばたばたしていた気がします。
もちろんそれは最初からわかっていたことなので、想定内のことなのですが、やはりちょっと疲れがたまってきているようです。

それでも仕事の最中に ふと目に入るモノが
ちょっとした休憩になったりしています。
仕事が詰まってトゲトゲになっていても
なんとなく肩の力が抜けたりします。

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最近一太郎さんとのコミュニケーションもあまりとれず
わんたろさん自身も疲れているようです。
いつも一緒だったのが仕事だったのに、慣れない家を守る仕事をしていることもあると思います。
ランに行ってないこと 友達がいないこと
思い当たる事がたくさんです。

仕事で訪れた店の接客が上手なわんこにふれて
なんとなくそれに気づきました。
わんたろさんとでかけること
カフェでお茶を飲むこと
習慣の変化は環境の変化よりも順応しにくいものだなと思いました。

ぱいぬには「ぬちぐすい」という言葉があるそうです。
ぬちは命 ぐすいは薬 命の薬という意味だそうですが、
それは具体的な薬などではなく、母親の愛のようだったり、動物達の無償の愛であったり、植物の鮮やかな美しさだったり…
心にしみるモノのことを言うのだそうです。
ぬちぐすいは ホントは身近にたくさんあるのに
忙しさに流されて、ココロがとげとげになって
それでぬちぐすいに気づかなかったり、ぬちぐすいの量が追いつかなくなったりして…
なんか そんな状態なのかなぁ…

気候も人もあたたかで
海はどこまでも碧く
木々や花々は鮮やかで
時間の流れはゆっくりで
それがきっと ぬちぐすい
大事なことは そのぬちぐすいを受け入れるゆとりと姿勢があるか
どれだけ自分に素直になれるか

なんとなくそんなことを思ってしまいました。
posted by Shara at 00:17| Comment(2) | TrackBack(0) | りょこう | 更新情報をチェックする

2009年12月12日

家族記念日

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2006年12月12日
一太郎さんが私のバディになりました。
手の平サイズの一太郎は
震えてお母さんの匂いのついた毛布をくわえて離しませんでした。

今日は家族記念日
でも、今年は何もしてあげれませんでした。

ごめんね
毎日頑張ってくれてるのにね…
posted by Shara at 22:33| Comment(4) | TrackBack(0) | つれづれ… | 更新情報をチェックする

2009年12月08日

最近のこと

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12月からまた九州を移動して 別の場所で仕事をしています。
国境近くのこの南の島々は、とてもおだやかで、
気温も昼間は初夏の陽気で、夜も福岡の昼間くらいの気温です。

東京で仕事をしていた時から考えると
京都 大阪 福岡 熊本 そして沖縄と
どんどん南下してしまったことに気がつきました。

そうそう
みなさんからのあたたかいコメント
本当にありがとうございます。
まだまだお返事ができるような状況ではないので
お返事を失礼させて頂いているのですが、
きちんと目を通させて頂いて、あったかい気持ちになっています。
本当にありがとうございます。

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先日仕事で訪れた島は とても自然が残っており、
ネイチャースポーツを楽しむ島でした。
同じ地域でも 島々でこんなに変わるものかと
ちょっと驚いてしまいました。

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ここは本当に自然の楽園で
時間の経過を忘れそうな島でした。
ただ 思ったのは
便利さに慣れきっている私には、とても住むことは難しい島だということでした。

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潮流でできたサンゴの島 バラス島や
姿形を常に変えているサンドアイランド
国境近くの南の島には 今まで知らなかったモノや
考えてもみなかったことがたくさんです。

しばらく島々を巡りながら滞在の予定。
一太郎も新しい居場所に少しずつ慣れてきました。
仕事が落ち着いたら ゆっくり一太郎と楽しみたいと思っています。
posted by Shara at 11:46| Comment(2) | TrackBack(0) | りょこう | 更新情報をチェックする

2009年12月01日

いいモノに囲まれよう

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今日は福岡のホテルです。
わんたろさんはお気に入りの定宿「ワンパーク」で
豪遊中です。
プレイルームでとても元気に走り回って大満足だとか…
おそらくこのまま今夜は中州豪遊で、
明日は天神をお散歩することでしょう。

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今夜はホテルのカフェで パストラミサンドを頂きました。
黒パンとパストラミとモッツァレラチーズとレタスとトマト
とてもおいしかったです。
久々ナイフとフォークでサンドイッチを食べました。
最近 ゆっくり贅沢に食事って機会があまりなかったので
たまには背筋をのばして 作り手に敬意を払いつつ食べるのもいいものです。

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東京にいた頃 いろんなことを教えてくれたヒトがいました。
環境が人間を創る
そんなことを言っては いろんな場所に食事に連れて行ってくれたり
いろんな体験をさせてくれました。
ホテルライフの楽しみ方や フルコースの楽しみ方
ブランド品や一点ものが高い理由
子どもを断るお店の存在やその意味
ラウンジでの過ごし方
全部おしえてもらいました。

そして 気がつけば、社交の場に出ても臆することなく
楽しめるようになっていました。
ドレスコードも苦にならなくなっていました。

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マナーや敬意を覚えれば ラフにすることは苦ではありません。
しかし その逆はかなり苦になると思います。
いいモノを傍に置いたり いい環境に身を委ねたりするのは
決して浪費や贅沢ではないと思います。
その環境を楽しむことで、お金では買うことができないモノを
手にすることができるからです。

私の手元には いろんな古いモノがあります。
20年近く一緒に過ごしているティファニーのボールペンがあります。
高校の頃から履いて靴底を張り替えている
リーガルのローファーがあります。
どれも現役です。
もちろん安いものではありませんでした。
今 買おうとしてもけっこういいお値段です。
そのようなモノには付き合いが長い分 命が宿っています。
もはや たかがモノではないのです。
歴史はお金で買うことはできません。代わりはありません。

いいモノに囲まれて ずっと大事に使い続けて
もし私の次に新しい主が現れたら また大事に使われ続けて…
いいモノはそれに耐えられるだけの力があるものです。

うちの実家は父は公務員 母は専業主婦という
普通の家庭でしたが、いいモノを観たりいい環境に身を置くことを
惜しむことなく私に教えてくれました。
それらは決して贅沢という言葉だけでは片付けられないモノばかりです。
例えば きちんと食事を終えるまで席を立ったりしてはいけないとか
食べ物で遊んではいけないとか
なるべく食事のペースをみんなにあわせながら楽しく食べるとか…
それが今の私を創って 今の仕事ができている…

久しぶりに一人でホテルで食事をしてのんびりして
そんなことをふと思い返してみました。
posted by Shara at 01:19| Comment(2) | TrackBack(0) | I think so… | 更新情報をチェックする
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